2015年10月27日

<西東京市・アートみーる>2期生研修 第8回

10/27(火)9:45〜13:10@コール田無


学校デビューののち既に2校を経験した2期生、毎回落ち着いていて素晴らしいサポートで1期生を助けてくれています。

いくら研修を受けていても学校ではライブでいろんなことが起きるので、子どもたちや1期生の様子からたくさんのことを学び取っている様子です。

今日の研修では作品選びの研修の回に各自で選んできた作品でVTSのコーチングをしました。

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ほとんどのみーるさんがファシリテーター初挑戦ながら、ほかのみーるさんをみていて

良かったところをさっそく取り入れてみたり、上達のためにとても意欲的に取り組んでいます。

実際の学校授業もたくさんみて経験して、学びや気づきをより確実に自分のものにしていってほしいと思います。

引き続き練習して、今度はアートカードリーダー・ファシリテーターデビューを目指してがんばっていきましょう! (石川)

2015年10月24日

<やまとアートシャベル2015>

8/27お楽しみ研修会@佐倉市美術館

シーンと静まり返った緊張感のある美術館の空気もいいものですが、仲間と一緒に作品を前に皆んなでおしゃべりする時間はまた格別です。

この夏<やまとアートシャベル>のメンバーは、思い切りおしゃべりできる展覧会に行ってきました!千葉県の佐倉市美術館で開催された「ミテ・ハナソウ展〜まいにちおしゃべり展覧会〜」です。    


展示室に入ってまずびっくり!<寝ころびの間>と名付けられたコーナーでは、作品は限りなく床に近い低い位置に展示され、床に座ったり寝そべったり、くつろいだ気分で作品をみることができます。他にも<椅子の間>や<闇の間>など、それぞれに違った雰囲気で作品と向き合えるユニークな場が用意されています。興味を持った作品について調べることのできる<研究の間>もあります。

ふだん子どもたちと一緒に作品をみる場づくりに腐心しているシャベラーさんも、きょうは対話による美術鑑賞のための展覧会で、家族や友人を交え楽しみながら、ゆったりと贅沢な空間でのVTSを満喫したようです。


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鑑賞後にはVTSにも参加してくれた佐倉市美術館で活動しているボランティア、ミテ・ハナさんたちとの振り返り&交流会を行いました。展覧会期中毎日「おしゃべりツアー」を開催し、来館者を楽しませる工夫を日々考えるミテ・ハナさんの、美術館という拠点をもった活動にも興味津々。対話による美術鑑賞という同じテーマを持つ者同士、ファシリテーターとしての悩みや疑問など話題は尽きず、大いに盛り上がりました!kuwa


2015年10月15日

「アートdeトーク×トーク 」〜ほろよい気分で五感の旅に出よう〜 開催レポート 2015.9.15

―大人が絵を見て話す価値って、なんだろう?―

「アートdeトーク×トーク 」〜ほろよい気分で五感の旅に出よう〜 開催レポート 2015.9.15

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こんにちは、対話型鑑賞ファシリテータ養成講座の卒業生のペコです。
先日、RICOHフューチャーハウス(海老名)のオープニングイベントの一環として、大人向けの対話型美術鑑賞会「アートdeトーク×トーク」〜ほろよい気分で五感の旅に出よう〜が開催されました。なんとこのイベント、企画・運営・鑑賞のファシリテートまで、ARDAによる対話型鑑賞ファシリテータ養成講座の受講生たちによって実現されたもの!
普段は小学校や美術館などで子ども向けに開催されることの多い、対話による美術鑑賞会。―大人に向けて、いったいどんな“価値”を提供できるんだろう…?
悩みながらも手探りの中生み出された『大人』に向けた鑑賞会。その当日の様子をお伝えします。


五感に、贅沢なご褒美を
ゆるやかムードで始まった鑑賞会。まずは今日の対話型美術鑑賞を通して達成したいゴールを共有しました。サブタイトル〜五感の旅に出よう〜にもあるように、今日のゴールは「”感覚”をフル活用して、いつもよりよく見て、よく考えて、よく話して、よく聴いて、心地よい疲労感を味わう」こと。普段生活に仕事に忙殺されている私たち大人は、感覚をフル活用して何かを”見る”なんて機会なかなかないですよね。それってある意味、非日常的で贅沢な時間。そんな時間をみんなで楽しみましょうと共有し、会をスタートさせました。


どんなことを言ってもいい!を作り出す場作り
地域創造をテーマに作られたRICOHフューチャーハウス。今回の鑑賞会においても、近隣住民及びワーカー同士の新たな出会い、アートの楽しみ方との新たな出会いの創造をテーマにしました。2つの”出会い”を促進するべく、まずはアイスブレイク。ARDAではお馴染み、アートカード(美術館などが美術作品の写真をカードにしたもののセット)を活用し、

1:今日の気分にマッチする作品を選んで、作品を選んだ理由と併せて行う「自己紹介」

2:隣の人とペアを組んで、お互いのカードの共通点を探して発表&みんなで納得できるかジャッジする「つながり探しゲーム」を行いました。

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各人の作品を選んだ理由や個性溢れるつながりの発見に、一同感心したり笑ったり。場は一気にあたたまり、みんなの距離がぐっと縮まりました。

このアイスブレイクには「よく見る」「作品について言葉にしてみる」「互いの距離を縮める」という狙いがありました。しかしそれよりも、参加者のどんな発言もきちんと受け止めることで生まれた「この場は、どんなことを発言していいんだ!」という共通認識。これがとても重要だったと思います。
アイスブレイクの後は、普段どれだけ見ているようで“見ていないか”を実感してもらうために、ダ・ヴィンチの「モナリザ」やムンクの「叫び」のポーズをとってみる実験。(皆さんは、これらの作品がどんなポーズをとってるか分かりますか?)

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まなざしの共有で、作品に近づく
いよいよ、本題の対話による美術鑑賞の時間!インタラクティブボード(電子白板)に映し出された作品を、皆さん食い入るようにじっくり見ていただきました。
1作品目は、イギリスの画家ジョセフ・ライトの作品。
この絵の中でいったい何が行われているのか…魔術?マジック?…それを取り囲む人々の異なる表情とその心の中…現実にはありえないような不思議な光源の謎…
対話を積み重ねることで、1人では発見できなかった絵の細かな部分や異なる視点を共有しどんどん作品に近づいていきました。
鑑賞後も、作品の前で対話が止まらない参加者のみなさん。(謎がいっぱい!!)

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大人のブレーキをはずしたら、もっと作品に近づけた!

今回の鑑賞会で特徴的なのが、ドリンク(お酒!)と軽食が付いていること。1作品目の鑑賞後みんなでカンパーイ!&いただきます!!これぞ、大人ならではの特典です。参加者同士、ファシリテーターとの距離がいっそう縮まりました。

ほろよい気分で、2作品目に突入!お酒もまわり、更に自由な雰囲気です。

2作品目はダ・ヴィンチの作品。1作品目に対し、登場人物は女性たった独り(と、手に抱かれた1匹の動物)だけ。描かれている要素がぐんと少ないにも関わらず…これぞお酒のチカラ!?参加者同士の間で次々と発言が飛び交い、対話と推理が活発に進んでいきます。(ファシリテータがいらないくらい!)

あたまに何をかぶっているの?…人物の表情は?…何を考えてる?…女性?男性?…実は動物が主役?…実は人物は動物従っている?

次々と視点が変わり、絵の見え方もガラリと変わっていきました。(これぞ対話型鑑賞の醍醐味!)

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大人が絵を見て話すことで得られたもの

最後は、今日の振り返り。面白かった!という声を多数いただいたほか、
●「勉強的な気分ではなく、”純粋”に絵を”見る”ということを楽しんだのは久しぶり!」
●「大人は普段、なかなか思ったことをそのまま発言できる場がない。今日は、自分が感じたことをそのまま、いっぱい話せたことが、すごく楽しかった!」

という、ご意見をいただきました。
当初運営メンバーは、(開催地が研究者が多く勤めているお土地柄)「得られた手掛かりを元に対話を重ね、合理的仮説を導き出す対話型鑑賞の手法は、研究や仕事にも通じる」という発見をお土産にしてもらうと考えていました。
しかしそれ以上に「答えのないことについて自由に語れる場」というものが、いかに大人にとって貴重で重要であるか、わたしたちが教えてもらう結果となりました。(自分らしく心豊かに生きることの意味を考えさせられます!)
大人にとっても大切な場であることが実感できた今回の鑑賞会。よりよいプログラムと場作り、ファシリテートを目指すべく、メンバー一同決意! 
「アートdeトーク×トーク」第2回目を、是非ご期待ください!!!

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2015年10月08日

<西東京市・アートみーる> 保谷小学校美術館訪問@練馬区立美術館

事前授業に引き続き2度目の再会となったみーるさんと子ども達。
いよいよ本物の作品との対面を前に少し緊張と、
いつもと違って1組と2組の混合グループで鑑賞するのでワクワクも入り交じった様子です。
展示室内に入る前にグループごとに分かれてお互いを知り合う時間にあて、
仲間意識を深めながら少しずつ心もほぐれて来ました。
そして、いよいよ館内へ。

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まずはぐるっとひと回り。
道順や事前授業で選んだ自分のお気に入り作品がどこに展示されているかをチェック。
その後、みーるさんといっしょに本物の絵の前で鑑賞スタートです。
作品からどんな印象を受けるかたくさんの意見を交換し合います。
今回は対話のあと80色のカラーチップから絵に使われている色を
みんなでよくみて選ぶというグループワークを設けて鑑賞を深めました。

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子どもたちの言葉の中には、
「シスレーさんは自分の住んでる場所を綺麗だなぁと思って描いたんじゃないかな。」
など、作品を通して作者と会話しているような様子も伺えました。
また、「私もシスレーさんみたいになりたい。」と将来の希望に繋がるような感想もあり、
眼を輝かせた子ども達を前に思わず胸が込み上げて、言葉に詰まるみーるさんたちでした。

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事前授業と美術館訪問の両方を体験出来るのは今年は1校だけです。
学校での授業の後こうして本物に触れる事で、
子ども達の鑑賞する力は目に見えて培われていきます。
今回の経験は今後のみーるさんにとっても貴重な経験となりました。
(アートみーる1期生・萩原)

2015年10月06日

<2015大和アートしゃべる四期生研修第7回>


10/6 @高座渋谷学習センターIKOZA

研修も7回目となりました。

すっかり打ち解けてお互いをあだ名で呼び合ったり、研修前も朝からおしゃべりが止まりません。

9月に初めての美術館授業現場に参加された方が
「とっても楽しかった〜」とキラキラした表情で感想を教えてくれました。
顔を見ただけでも楽しかったのが伝わりましたよ〜。

実際の現場に行くと、イメージを掴むことができ今学んでいる研修の意味をより深く理解できますね。


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雰囲気の良さは研修中のお互いへのアドバイスにも現れ、とてもいい場が出来上がってきています。

お互いを分かり合えているからこそ、ともすると厳しいと感じる指摘も素直に受け入れられるのだと思います。

早くも腹を割って話せる仲になっている大和アートしゃべる四期生。

これから現場でもこのチームワークの良さが発揮されそうです。


四期生の研修に立ち会わせていただくようになってから、
これまで意識したことがなかったような視点や、
新しいと感じるファシリテーションの方法などを目の当たりにすることがあり
ハッとすることが多く私自身にもとても勉強になっています。

四期生ぐんぐん伸びております!

(アートしゃべる1期生、関)

2015年10月02日

<西東京市・アートみーる> 保谷小学校・事前授業

この日は、1期生と2期生の総勢16名のみーるさんによる学校訪問となりました。
教室の後ろにずらりと並んだみーるさんをみて驚いた様子の子ども達ではありましたが、
元気一杯の大きな声でご挨拶してくれました。

カードゲームでは様々な作品にかぶりつく様に乗り出して、普段あまり発言しない子も、
瑞々しい感性で生き生きと語ってくれました。

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カードの中には次週訪問する練馬区立美術館に展示中のアルフレッド・シスレーの作品も混ぜてあります。
ゲームの最後にはお気に入りの作品をひとり1点ずつ選び、みんなで共有して期待感を高めました。

プロジェクターを使った鑑賞では「はい!はい!」と指の先までピンと伸ばして挙手する子ども達の姿に、
先生からもこんなに手が挙がる事は初めて!という感想が寄せられました。

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みーるさんもそんな子どもたちの様子に応えるように、
一人ひとりの声をしっかり受け止めようとがんばりました!
その場の躍動感を全員で体感する事が出来たのではないかと思います。
(アートみーる1期生・萩原)