夏休みも明け、久しぶりの研修でみなさんにぎやかに再会しました。5回目の今日はファシリテートのコーチングとアートカード研修です。
前回研修から1ヶ月の期間があいた間に、シャベラーさんたちだけで鑑賞ファシリテーターの自主練習を開催。お子さんもつれてきて一緒に対話を楽しんでいたようです。また自主練には参加できなかったシャベラーさんは自宅で練習もするなど、とても熱心です。その頑張りもあって、「成長がはやい!楽しみですね〜」と講師からコメントをもらい、ニンマリ。そして、お互いに成長しあうために、「やってみてどうだった?」「良かった、悪かった所は?」と意見を出し合う“振り返り”では、1人の体験が全員の学びにかえられ、また充実したいい時間になりました。
後半はアートカード練習。まずはやってみよう!とグループに分かれて体験しました。めくったカードの「つながり」をみつける<神経衰弱ゲーム>とカード3枚で紙芝居のように物語をつくる<物語づくりゲーム>。大人も一生懸命になりながら、作品をよく見て感じたこと・発見したことを言葉にする過程で、鑑賞の視点を自分でみつけていることに気づき、感動しました。と同時に、進行役として現場にたったとき、短時間で子供たちの声を引き出すことは簡単ではありません。まだまだ、これから練習が必要!早速研修後に、アートカードの自主練習をすることになりました。
研修の内容も深くなってきて、次回はいよいよ子供たちのいる美術館現場での実践です。ドキドキしながらも子どもたちとの出会いを楽しみにしています。
帰りはちょっと嬉しいことが。研修の行われている学習センターに来ていた子供たちが、名札に描かれている「アートしゃべる」の絵をみて「アートしゃべるさんだぁ」と声をかけてくれました!最後にまたニンマリとうれしい気分で学習センターを後にしました。(Okubo)
