2013年10月10日

対話による美術鑑賞フォーラム@西東京市

 <<アートでつなごう!子どもたちと地域、そしての未来!>>
ー対話による美術鑑賞って、ナンだ?ー

2013年9月21日(土)  @西東京市 会場:コール田無


西東京市にて市民ボランティアが小学校に出向き「対話による美術鑑賞」授業
をサポートしていく事業がスタートするにあたり、コール田無にて対話型美術鑑賞
についてみんなで学ぶフォーラムが開催されました。

MOMAの対話型鑑賞を日本にはじめて紹介した福のり子先生をお招きしてその魅力を
ご紹介頂きました。第二部の座談会では、実際に美術館や地域で活動に関わって
いらっしゃる方が子供達の様子やその楽しさをお話して下さいました。
そのフォーラムより内容を一部ご紹介致します。

第一部は、ご家族がNYにいらっしゃりアメリカの生活が長い福先生から、
「このように市民が核となり、学校現場で対話型鑑賞をしている事例はアメリカでも聞いたことがない。
ということは、恐らく大和市が世界で1番目で西東京市が2番目です!」という言葉からはじまりました。
軽快な関西弁で、冗談を交えながら進むお話に会場はすっかり魅了されているようでした。

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実際に対話を交えた鑑賞のひとこまを実演下さったのですが、お話の最初にあった
「アートってなんでしょう?」というお話が私には特に印象的でした。
「アート作品とアートは違います」これは学生さんにいつも言われている事だそうです。
「アート作品とは基本的に“モノ”でしかありません。アートとは作品と観る人の間に起こる
不思議な現象、深淵で素晴らしいコミュニケーションである!」
それは恋に似ていて、恋=恋人ではなく、恋とはその相手との間に起こる素晴らしい何かである。
つまり、作品=アートではなく、作品と鑑賞者の間に起こる素晴らしい何かこそ「アート」なのだと!

恋のように、観る事による発見と驚き、自ら考える事と感じる事の可能性について
西東京市での試みが広がって行くことを期待しますという、応援のメッセージを頂きました。

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第二部では、大和市の現場に携わっているコミュニケーターの方や校長先生より
対話というコミュニケーションの重要性、アート作品を通して心が開かれていくなどのお話がありました。
実際にボランティアの方の研修風景や、
教室で対話型美術鑑賞を行う様子がスライドで紹介されたり、活動もとても楽しいけど、
自分も変わって家族の関係がより良くなった!というお話もあり、会場の多くの方が頷きながら見入っていました。

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フォーラム後は、定員を上回るボランティアの応募があり、
西東京市でも素敵な恋?アート?!が広がる予感です。
今後、ブログでもその様子は紹介していきますので、今後の展開も注目してくださいね。(寺田)