2013年01月30日

親子でいっしょにアートデリバリー

親子でいっしょにアートデリバリー

「ちぎってスッキリ!ペーパーワーク」

(今川児童館/1月22日)

2010年度から始めた乳幼児とその保護者を対象とした
<親子でいっしょにアートデリバリー>、
今年度は中央区子ども家庭育支援センターとの協働事業の関係で
杉並区内での活動はしばらくお休みしてましたが、
杉並の子ども、子育て関連事業を支援する
NPO法人未来をつなぐ子ども資金の助成を受けられることになり再開しました。

当日集まったのは21組の親子。
2〜3歳児を中心に0〜3歳まで乳幼児27人のとその保護者21人、合計48人。
(0〜1歳 6人/2〜3歳 21人)

遊戯室いっぱいに、児童館にある大きな紙をたっくさん広げて紙の海を作りました。
入って来ると「うわぁ〜」、子どもたちは目を大きく開いてビックリです。
好きな紙を選んで、親子で両端を持って、ゆらしたり、上下させたりしているうちに、
あっちからこっちから「ビリ、ビリビリ・・・」と破ける音。
お腹とお腹の間に紙を折り込むように親子で「抱きしめ〜〜」、
次はボールみたいに丸めて、キャッチボール。
そうやって、クッシャクシャになった紙をやさ〜しく広げて、
お手々のアイロンがけでシワのばし。
こうして柔らか〜くなった紙を親子で協力して
ゆっくり裂く。細〜く裂く。素早く裂く・・・ビリビリ、ビリビリビリ、ビリっ!!!
あっという間に、紙やぶり大会に様変わり。

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紙の海はビリビリに裂かれた紙片のプールになりました。
子どもたちは水しぶきをあげるように紙片の束を放りあげたり、ダイブしたり、
パラパラ降らせたり、水遊びのように大はしゃぎ。
紙を口にあててビィービィーしてみたり、
目にあてて「おめんだよ〜」、髪につけて「リボンだよ」・・・
そうやって「見立てあそび」が自然と始まりました。

ここで、ワークショップを指導する美術家の早川陽子さんが
2歳になる息子さんといっしょにつくったものを見せました。
Gに見えるから「グッジョブ!」「しんかんせん」「おにぎり」、
大きかった紙から表れたカタチは、
カラーマスキングテープでタコ糸を貼付けて垂らすとゆらゆら揺れるモビールになります。
親子でモビールづくりが始まると一気に静かに、集中したムードに変わりました。
トレーシングペーパーのクラゲ。ピンクのクタクタ、フワフワになった柔らかい紙はウサギ。
紙片の中央にタコ糸を留めて「ひこうき」「くも」・・・確かに浮遊感。すごい!
ビリビリの中から見つけ出したカタチについて、ママや私たちに一生懸命説明してくれました。

最後にみんなで「にんげんそーじき」になって、
遊戯室をきれいにしました。約1時間のプログラム。
あ〜スッキリしたーーーー

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おねえちゃんやおにいちゃんが楽しそうだと、
0歳のねんねの赤ちゃん達は、その姿を見ようと、だっこやおんぶから身を乗り出しますし、
目玉がクルクルよく動き、そしてニッコリよく笑います。そうやって直感的に参加します。
そういえば、早川さんの息子さんがまだ5ヶ月だった時に
上井草児童館の巨大お絵描きワークショップ(2011年3月)を親子で見学に来たのですが、
紙の上にいる時はニッコニコ、飽きただろうとベビーベッドに寝かすと大泣き。
だから、紙の上に寝かせて、その回りをトレースして、絵の中に参加してもらいました。

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1歳児は「真似」で参加します。
それも、こっそり真剣に。気づかないぐらい自然に。
小さいなりにビリビリしたり、フワフワさせたり、そーじきにもなりました。
発達段階が違っても、大人がちょっと工夫したり助けてあげれば、
月齢や年齢なりの動作の真似や言葉のリフレインが起こります。
乳幼児でも、親子いっしょなら、そのコミュニケーションが造形活動につながります。
今回も紙片のかたちをめぐって、親子で親密な会話があっちでもこっちでも起こっていました。

さて、次はいかに?
今川児童館に近接する上井草児童館で、4月以降に実施する予定です。
早川陽子さんとともに、身近にあるものを活かして、
シンプルで発見のあるワークショップを開発していきます。
posted by ARDA at 07:59 | アートデリバリー(児童館)

2012年03月08日

〜 ”嵐” でおどろう!〜

「杉並区内の全児童館へアート・デリバリー」ついに完了!

〜 ”嵐” でおどろう!〜





Rg8gVprs.jpg 2月4日(土)荻窪北児童館で小学生対象のワークショップを行いました。

講師はパフォーミング・アーティストの風姫(かぜひめ)さん。

年齢、国籍、障がい、経験の有無にかかわらず
「ダンスやアートを楽しむ時間」を創ってる風姫さんとARDAはこれまで、高齢者、5歳児、0歳から2歳までの乳幼児とおかあさん…と本当に広い年齢を対象にオリジナルなワークショップをいっしょに考え実施してきました。

風姫さんいわく
「いつもチャレンジングなことを持ち込んでくるわぁ!!」
その流れを今回も引き継ぐことになりました。

下見をかねて5月に訪問した時、
児童館の先生との雑談から「嵐」を踊ることになりました。
「嵐」とは気象ではなく、人気アイドルグループの方。
風姫さんは即答で「やりましょう!やります!」と言ったのですが、
それから半年間、ワークショップ案をめぐって
揺れたり、凪いだり、砕けたりと、頭の中が A・RA・SHI ………。

やり方変えましょうか?…と、おそるおそる電話した昨年末。
「大丈夫。やれる。やるやる!」と明るい声が返ってきました。

今回のワークショップには心強い協力者がいました。藤島弘美さん。
元祖「山ガール」で、お母さんで、編集の仕事を経て
現在は週に4日(!)ダンススタジオにいるという杉並区民。
昨夏に、藤島さんが所属するスタジオ主催のショーケース(小品を揃えた公演)を
風姫さんと見に行ったのですが、そのスキルはアマチュアレベルではありませんでした。

年明けて1月18日、
風姫さんのホームグラウンドである八王子に集まり、
風姫さんが選びに選んだ曲に<振り付け>と<振り写し>をする会をしました。
参加者はダンスパフォーマンスグループ「蓄光派(ちっこうは)」の
萩原りぼんさん、ももさん、そして藤島さん。
風姫さんの振り付けを写しながら、
藤島さん、りぼんさん、ももさんのアイデアが新たに加わわりました。
メンバーの事情で全員で合わせられたのはこの日の数時間と
実施当日の40分ほどでしたが、基本のダンスが出来上がりました。

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左から ももさん、りぼんさん、風姫さん、藤島さん

いよいよ子どもたちと一緒に。
館内に貼られたポスターのコピーが秀逸でした。
「嵐でおどろう!〜でも本物はきません〜」

土曜日だったので、館内にいた幼児がママを引っ張って飛び入りしたりして
最終的に20人が参加しました。
風姫さん流のゆ〜っくりしたエクササイズのあと、
アップテンポでノリノリなマツジュンのソロ曲「Shake it!」が流れました。
りぼん、もも、ひろみの大人ダンサーズがからだを大きく揺らして先導し、
子どもたちも徐々に動きが大きくなりました。
こうして固かった子どもたちの心と身体をウォームアップ。
(知らない人のために説明しますと、
 マツジュンとは嵐のメンバー、松本潤のニックネームです)

続いて、ホワイトボードを使って、
荻北版の”嵐” を踊るための風姫講師による<振り付けとは?>講義。
歌詞を細かく分節して説明しながら、
言葉や意味を動きに変えて音にのせた基本のダンスを振り写していきます。

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使用曲は最新アルバム『ビューティフル・ワールド』に収められている
「どこにでもある唄。」作詞作曲二宮和也、ニノがソロで歌うバラード。
自分が自分であるがゆえに孤独や疎外を感じ傷つくけれど、それでいいんだ…
生きづらさを共有し、前へ進む勇気を持とうと歌います。

「泣く」「笑う」は動作に合わせた手の振り。
「だ・か・ら」と一音ずつ手を動かしてみる。
「大人になる」は<成長>の意味を示すように下から上へ伸び上がる。

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中高生対応重点館である荻北には
備品としてダンス用に可動式の大きな鏡があるので、
ダンススタジオのようにコーチの踊りを同じ向きで振り写すことができました。
身体だけでなく頭も目も使って、集中して一生懸命で、
休憩を挟むのを忘れてしまいました。

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途中参加もあれば離脱もありましたが、少しずつ形に。
部分的に「自分らしい」動きを考えてもらいました。
盛り上がっていく曲のラストは、歌詞に合わせて自由に飛び回り、
中央に集合して、それぞれ決めのポーズでフィニッシュ。

流行のヒップホップ系ではないのに、
「はぁ〜疲れたぁ〜」
みんな汗びっしょりになりました。

で…も…「物足りなかった〜〜」そうです。

「もっとやりたい!」

これは大人ダンサーズの方からも。

「やっと身体が動いてきたところでおしまいで残念」
「もっと時間をかけてやりたい。定期的にできないかな?」

今日が杉並区内の児童館でのワークショップのラストワン…
「ええぇ〜〜〜!!」

       * * *

小学生が集まる施設にワークショップを届けようと
和泉児童館で開発好明さんの「飛ばないタコ」を実施したのが2001年11月。
この時はまだNPO法人ではありませんでしたし、
区内全部の児童館、41カ所を回ることを目標としていませんでした。

杉並区立児童館は、
小学校区に対応するように徒歩15分以内で利用できる場所に、
安全に考慮して、区内くまなく設置されています。
杉並の福祉&教育政策が生んだ、誇るべき「地域資源」。
法人化して4年目から<全館>を意識しました。

杉並区の児童館で就業経験がある副理事長の安井節子が
児童館に直接働きかけて実施先を重複がないように広げ、
1児童館1アーティスト1プログラムを原則とし、
ディレクターの篠原誠司さんが若いアーティストを中心に声をかけてくれました。
自己資金に加え助成金や協賛金をとりながら、ゆっくりじっくり。
リクエストで2度3度訪問した児童館もあって、
41館に対し実施したワークショップは45回。
美術造形から写真、ダンスに唄づくり、アニメーション制作、
昭和初期の無声アニメーション映画にライブで音楽演奏も挑戦しました。

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杉並限定の、参加者も多い時で30人ぐらいのささやかな活動でしたが、
小学生対象のワークショップはその後、
港区の保育園の子どもたち、児童館、親子を対象するワークショップにつながり、
子育て支援を目的としたワークショップへ広がりました。
また、杉並発のワークショップがアーティストの作品の1つとなって活動を広げ、
国内外各地で再度実施されているものもあります。

ワークショップをきっかけに、区内のNPO法人の助成金に応募したり、
コミュニケーターを区内で公募したり、ママ友をスカウトしたり、
材料を提供していただいたり、地域の人ともたくさん知り合いました。

最後の年は、ARDA以外の人や組織と協力・連携しました。
劇団夢現舎(げきだんむげんしゃ)と「かっこいい時代劇」をつくり、
遊工房アートスペースと児童館に<宇宙>をつくり、

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ARDAが企画運営した区民講座が発展した「いろはにほん画さゆり会」に導かれて、
ユニークな風貌の、子どもを引きつけて離さない書家と出会い、
古典落語を媒介に法政大学国際文化学部稲垣研究室と<地域>の記憶を残し、
そして区民、市井のアーティストといっしょにダンス創作…

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       * * *

かくして杉並児童館プロジェクトは完了。
関わって下さったみなさま、本当にありがとうございました。
10年余にわたり続けてきたこと、そこで生まれたもの、育まれたもの、
「芸術資源」の意味を再考し、次なるプロジェクトへ向かいたいと思います。

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posted by ARDA at 17:01 | アートデリバリー(児童館)

2012年03月06日

音であそぼう!

阿佐谷南児童館で乳幼児と保護者を対象としたワークショップをしました(1月27日)。

講師は林加奈(はやし・かな)さん。

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加奈さん保有の国内外の様々な、色とりどりでおもちゃのようなものまで、
いろんな楽器をた〜くさん持ち込んでいただき、
「0歳からの楽器遊び」をしました。

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まずは鍵盤ハーモニカでミニミニ演奏会。
演奏が始まると、立てる子は立ち上がり、はいはいで 加奈さんに近づき、
ねんねちゃんたちは、首を加奈さんの方に向けて聞き入っていました。

途中から同じ建物内に設けられている保育室の子どもたちが遊びに来ました。
加奈さんがおでこで鍵盤ハーモニカを弾くと「わぁあ〜!!!」と歓声が。

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いよいよ楽器あそびタイム。
押すとピュー、チューと鳴る楽器で「ねずみさんになって走る」。
振るとカラカラいうマラカス類で「お花に楽器のお水をあげよう」。
カスタネットを使った「コイにえさをあげよう」。
好きな楽器を選んでもらって楽器リレー。
世界で一番小さい音と世界で一番大きい音。
ぬいぐるみによる人形指揮「オオカミさんが振り向いた」。
最後は加奈さんの演奏と一緒に合奏しました。

人形指揮は、オオカミさんが後ろを向いていたら音を出し、
前を向いたら止めるというルール。
目をしっかり開いて加奈さんの動きに集中していましたよ。

参加数は、乳幼児31名、母親ほか24名 計55名。
おかあさんたちとお話すると「産休中」という方が多く、
0〜1歳のお子さんで過半数を越えました。
(0歳:10名/1歳:7名/2歳:5名/3歳:9名/4歳以上:1名)

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幼稚園や保育園でのワークショップを数多く経験され、
保育士や幼稚園教諭を目指す学生に指導もされてきた加奈さんですが、
この年齢層は未知、初めての挑戦でした。
参考にされたのは、ご自身のお子さんの反応だそうです(1歳)。

子育て支援事業というと「ママ&赤ちゃん」の組み合わせを考えがちですが、
最近はパパ(またの名はイクメン)、
おじいちゃん(またの名はイクじぃ)といった「男子力」も拡大中です。
今回もおとうさんといっしょの参加ペアは2組あって、
からだを揺らして楽しんでいらっしゃいました。

妊娠中のおかあさんと、 
おばあちゃん、お子さんといっしょに楽しんでいらっしゃる姿も。
おなかの中の赤ちゃんも楽しんでくれたかな?

2006年ごろから準備を始め、
2010年に実験的に杉並区内3児童館から始めた
子育て支援のアートデリバリー、
今年は、阿佐谷南児童館のほか、
堀ノ内東児童館(ストリングラフィ コンサート/7月14日)で行いました。

来年は杉並の外に飛び出す予定です。
アーティストと協力して、
地域のニーズを考慮したワークショップづくりと
その活用を考えていきたいと思います。

posted by ARDA at 20:04 | アートデリバリー(児童館)

2011年11月16日

カラフルキッズ!

「親子でいっしょにアートデリバリー」は、
平日午前中の児童館の利用者である3歳以下のお子さんとその保護者を対象に
アーティストといっしょに企画開発したワークショップをお届けしようと、
昨年度杉並区NPO支援基金の助成を得て実施したプロジェクトです。

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今年3月2日に上井草児童館で実施したアートデリバリー
「からだでお絵描き」(指導:前沢知子/美術家)が、
区民企画として再実施となりました(11月9日)。

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上井草児童館の飯田先生から
「またできないでしょうか?」とご連絡いただいたのは4月。
参加したママ達だけでなく、
子供の体調不良で当日不参加だったママ達から
「またやって!」と熱烈コールが届いたそうです。
声をかけていただいたものの、諸事情(特に資金!)から即答できなかったので、
「別な方法」で実施を試みられることになりました。

杉並区には、地域と行政職員が子どもを通して、
出会い、ふれあい、支えあうまちづくりを進めようという目的の
<地域子育てネットワーク事業>があります。
そのネットワーク事業の1つとして、
区民が企画し子育てネットワークを進める「区民企画」という制度があり、
ママ有志でその制度にトライ!
実施にあたりARDAもご協力させていただくことにしました。

あれから8ヶ月。3歳以下の子供の成長は早いものです。
よちよち歩いていた子が紙の上を走り回り、ジャンプし、、、
身体的な成長だけではありませんよ。

なんと、私たちやママと一緒に、スタッフワーク!
率先して床に紙を広げ、セロテープを貼付け、
テープの浮きがないように足で踏み踏みして・・・
準備だけでなく、ワークショップの進行を引っ張ってくれたのです。
「私の最年少スタッフに認定!」前沢さん大感激!
開始前から本当にノリノリで、あたたかい空気が流れていました。

参加した最年少は4ヶ月。前回の5ヶ月の赤ちゃんもそうでしたが、
ベビーベットに寝かせられているのは不満そう。
紙の上にねんねして、おねえちゃんにトレースされてニコニコしていました。

前沢さんもトレースされて、等身大の似顔絵ができました。

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指一本で点描した子。
手のひらに違う色の絵の具を二度付けした手形。
覚えたばかりのひらがな(ただし一部鏡文字)で「おかあさん」。
色水を少しずつ垂らして、足で混ぜて、、、
それぞれに自由闊達に楽しんでいました。

絵の具の水たまりにダイブする前に、
「やっていい?」と両親に確認した女の子。
あとでよく見たら、パパのラガーシャツと同じ若草色。
ペアルックになりました。

お片づけも、親子いっしょに。

区民企画スタッフのママ&カラフルキッズさん、お疲れさまでした。
次の企画を期待してますよ〜

参加:子供18人(0歳1名/1歳4名/2歳1名/3歳12名)
   大人18人
posted by ARDA at 01:40 | アートデリバリー(児童館)

2011年10月04日

方南児童館でのアートデリバリー


9月17日に実施した方南児童館でのアートデリバリー

「筆と遊ぼう! そして知ろう 」

(指導:北村宗介さん/書家)の様子が
10月2日より1週間、ジェイコムすぎなみニュース
で放映されています。
杉並区内の方は、ジェイコムで視聴できます。

区外の方は、下記杉並区広報課のサイトから
動画をダウンロードしてみていただくことができます。
(すぎなみニュース10月2日号 4分7秒より)
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/video/video.asp

北村宗介さんの妹さんで日本画家の北村さゆりさんが
ご自身のHPのブログで紹介して下さってます。
http://kitamurasayuri.jp/

今回は、ワークショップに加えて、
北村宗介&さゆり兄妹が手がけた書籍(カバー/宮部みゆき、山本兼一作品)や、
さゆりさんの原画(山本兼一『火天の城』ほか)を
児童館のホールに展示しました。

昨年実施したジョイフル教養講座「もっと!日本画」(指導:北村さゆりさん)
を機に発足した「いろはにほん画さゆり会」の小林義郎さん
(装丁家/「親子でいっしょにアートデリバリー」パンフ・デザイン)や
児玉浩和さん(日本画家)にもお手伝いいただきました。
杉並区内で実施した事業のご縁で実現したアートデリバリーです。

全41館制覇まで いよいよ残り2館となりました。
次回は堀ノ内南児童館です(11月16日)。
法政大学国際文化学部稲垣立男先生(美術家)とそのゼミによる
落語「堀ノ内」を枕に、神田(法政大)と堀ノ内(児童館)の 
まちをつなぐプロジェクト&ワークショップです。
乞うご期待!
posted by ARDA at 17:44 | アートデリバリー(児童館)